新築住宅

建築用語集Glossary

  • アスベスト

    アスベストは、天然の繊維状ケイ酸塩鉱物であり、「せきめん」、「いしわた」と呼ばれています。アスベストは電気絶縁性、耐火性、断熱性に優れている特長から、主に建築材料(屋根、壁、天井、軒天、断熱材等)に使われてきました。しかし、これを長年人が吸い込むと、じん肺や悪性中皮腫になる可能性が高まることが近年わかってきました。
    昭和55年:吹き付けアスベスト禁止
    平成16年:アスベストを含む建材禁止
    病気発症までの潜伏期間が30年から40年と非常に長いとされており、禁止前に吸い込んだアスベストに問題があり、近年社会問題化している。

  • アウトドアリビング

    屋外で居間のように生活の場として使う空間。

  • ア-ス付コンセント

    感電を防ぐ装置が付いたコンセントのこと。洗濯機、冷蔵庫等に使用する。

  • 足場

    主として建物の外壁や外まわりの工事を行う際、作業用の足がかりにするために組み立てられる部材のこと。現在はほとんど鉄製のパイプが用いられ、また工事完了後に取り払う。

  • 足元灯

    夜間、廊下や階段の足元を照らし安全の歩行でるように設けられる室内照明器具。明るさをセンサーが感知し、自動的に点滅するものや、非常時に取り出して懐中電灯として使用できるものも市販されている。

  • アスファルトル-フィング

    有機質繊維などを原料とするフェルトにアスファルトを浸透・被覆したシ-ト状の製品。主にアスファルト防水に用いる。アスファルトフェルトともいう。

  • アプローチ

    建築では門から入口までの道のことを指す。アプローチにこだわることで 建物の見え方が変わります。

  • 雨押え

    外壁と開口(部)の上枠、屋根と壁の立上りの取り合いなどに取り付ける雨水の浸入を防ぐための板。

  • 網入りガラス

    中に金属の網が入っているガラスのこと。
    割れたときに、ガラスが飛び散らからないのが特徴。
    防火、準防火地域に建築する場合は使用しなければならない。
    ※火災保険料がお得になります。詳しくは弊社スタッフまでお問い合わせください。

  • アンカーボルト

    土台と基礎をつなぎ、地震などで建物が動くのを防ぐ役目のボルトのこと。

  • 異形鉄筋

    鉄筋とコンクリートの付着を良くする為、表面に節状の突起がある鉄筋のこと。規格の違い(降伏点等の違い)により、SD295A、SD345などに分けられ、呼び名(公称直径の違い)により、D10、D13、D16、他いろいろある。

  • 1階根太

    床仕上げの下地骨組みで、大引の上にのせ床を支えます。根太の両端は土台または、根太掛けにのせます。

  • 1階床組

    1階床組は、一般に束を立てる床組(束立て床)です。これは、床の防湿と床の高さを保つために用います。住宅の居室では、直下の地面より45cm以上の高さにするよう建築基準法で定められています。

  • 犬走り

    建物のまわりに40㎝~60㎝位の幅で建物を取りまくようにコンクリートが打たれた部分をいいます。雨水によって基礎部分が濡れたり、汚れが建物に跳ね返るのを防ぐ。

  • ウォークインクローゼット

    寝室などに設けられる、人が中に入っていける衣類を収納する為の洋風納戸。オフシーズンの衣類も吊り下げた形のまま収納できる。仕切り方も様々できるので、 個性が現れる場所でもある。

  • ウッドデッキ

    庭に面したテラスの上に設ける木製の甲板のこと。屋根は付けないが、屋内の延長のような空間として利用する。広さは3~6帖程度。リビングの外につける事により、開放感溢れる空間に仕上がる。

  • 液状化現象

    水が飽和している緩い砂地盤で、地震により水圧が急激に上昇し、液状になる現象。阪神大震災でも埋立地などで被害がみられた。砂地の土地でよく見られる現象である。

  • FL

    床仕上の上端(フローリングの上端)をさします。

  • 延焼のおそれのある部分

    火災の場合に隣屋から延焼を受ける可能性の範囲のこと。建築物の2棟以上の相互の外壁間、隣地境界線、道路中心線の1階は3m以下、2階は5mを以下の距離にあるものをいう。
    防火、準防火地域に建築する際にかかわってきます

  • 横架材

    建物の骨組で、横に架け渡された構造材。梁、桁、棟木、母屋、胴差をいう。令44条では、梁、桁その他の横架材には、その中央部付近の下側に耐力上支障のある欠き込みをしてはならないとされている。

  • 大壁

    壁の仕上げ材が柱面の外側に施され、柱が見えない壁をいう。洋室などに用いられており、気密性もよく防寒、防湿、防音の効果も高い。

  • オーバーハング

    2階が1階より張り出すように設計された形態。逆に2階が1階より引っ込んだ形態を「セットバック」という。

  • オープン外構

    敷地の周囲に塀や垣根を作らない、開放的な敷地回りのこと。道路から建物が丸見えになるが、アメリカの一戸建て住宅では一般的。日本でも、最近は塀や垣根の高さの低い、オープン風外構が主流になっている。防犯の為にもなるので、近年普及してきている

  • オープン型キッチン

    ダイニングまたはリビングダイニングの一部にキッチンがあるタイプ。キッチン専用の部屋がないので、小さな家や他の部屋を広くしたいとき有利。
    ダイニングテーブルがあれば、作業台として使えたり、家事をしながら家族とのコミニケーションをはかれるメリットもあるが、ダイニングに煙や臭いが流れ出ることや、また、散らかりがちなキッチンがリビングから見えるデメリットもある。 アパート等に多い形

  • オープンリビング

    玄関ホールと居間との間に間仕切りがないリビングの形態を呼ぶ。全室暖房を行う北国の住宅や、温暖地での住宅でよく見られる間取り。最近では、応接空間の充実やスペースの有功利用を意図したものが普及しつつある。北国で採用する際は、 玄関風除室も一緒に考えた方が懸命である。

  • 親子リレ-返済

    親が借り入れした公庫融資を子供が引き継ぐ制度。
    (1)本人の子であること
    (2)同居すること
    (3)60歳未満であること
    (4)現在までに公庫融資をうけていないこと
    こういった条件がある。

  • 確認申請

    建物を建てる場合、建築基準法に適合していなければならない。それには法規に適合しているかどうか必要な図面等をつけて申請し、役所で確認してもらう必要があります。若干の例外はあるが、確認申請はすべての建物に要求される。確認を受けない建物は建築することができない。

  • 家事コーナー

    台所や食堂に接して、アイロンがけや家計簿をつけたりするためのカウンターを設けたり、洗濯機などの機器を設けた家事専用のスペース。

  • 瑕疵担保責任の特例

    平成12年度から施行されている制度。新築住宅の構造耐力上、主要な部分(屋根、床、基礎、柱など)について、住宅を引き渡してから、10年以内に瑕疵のあることが明らかとなった場合、補修や賠償などの責任を負う。これを通称「10年保証」と呼ばれている。
    平成12年度からはすべての新築住宅の請負人及び売り主にこの責任が義務づけらてれる。

  • 仮設工事

    建築工事に必要な一時的な施設や設備の工事。工事が終われば撤去する。
    仮設電柱、仮設トイレ、仮設水道などがある。

  • 型枠

    コンクリ-トで建物や基礎をつくる際、硬化していないコンクリ-トが流出しないようにふせぐ仮設の枠組み。木製型枠や鋼製型枠(メタルフレーム)がよく用いられる。転用階数が多いほど経済的である。

  • 可動間仕切り

    建物を傷めないで必要に応じて取り付け取り外しができる間仕切り。家族数の変化や生活様式の変化に対応して、部屋の仕切りを変えることができる。子供部屋や居間と食堂の間に設置するものが多い。後付も可能なので、家族構成が変わった際に 考えても間に合います。

  • 間接照明

    光を一度壁や天井に反射させるので、光源が眼に入らず柔らかい雰囲気が得られる。 寝室などに用いると効果的です。

  • 基礎パッキン

    基礎立ち上がり部と土台の間に挟む部材。床下換気口より換気効率が良く、コンクリート立ち上がり部にも断面欠損がいらないので、最近ではこれを用いた建物が多くなってきています。
    ※通気がよくなる分、床下の断熱もしっかりととっておきましょう。

  • 北側斜線制限

    敷地の真北方向から受ける斜線制限で、北側の敷地に日影等の影響が出ないように建物の高さを制限する措置のこと。

  • 基本設計

    基本的な構想を図にまとめたもので、平面・立面図、透視図等から成り、実施設計(実際の工事用図面)を行うための第一段階の設計である。

  • 境界線

    敷地と道路、隣地との境を示す線。通常、境界には境界杭という杭を打ち、隣地との境界を明確にする。現在御持ちの土地に建築する場合、境界が分からなくなっている場合がありますが、その際は接する土地を所有している方との立会いで、明確にすることが必要になります。

  • 珪藻土

    植物性プランクトン(藻)が化石化したもので、昔から火に強い土として、七輪、コンロ、耐火断熱レンガの原料として使用されてきた。そして現在は、ビールやお酒のろ過材として使用されたりしている。主成分はガラスと同じ珪酸質(SiO2)で、平均粒径0.05mmの土に無数の孔があいている超多孔質。しかも、0.1~0.2μの超微細孔を有するこの土は、「呼吸性(調湿性)」という最大の特性と共に、様々な複合効果を発揮する。

  • 高気密住宅

    建具や天井と壁のジョイント部分からの隙間を少なくし、冷房や暖房の効率をよくした住宅。隙間を減らすことで、熱損失を少なくし、機械換気等による計画的な換気が前提なので、自然換気のみに頼ると換気量が不足し、室内空気が汚染される恐れがある。性能を十分に発揮させるためには計画的な換気が必要。

  • 工事請負契約

    工事を施工するにあたって必要とされる内容について、工務店と建主がとり交わす契約のこと。内容は、請負工事金額、工事期間、請負金額の支払い方法、工事中のトラブルに対する措置等について記載される。

  • 構造計算

    建物が外力(自重や地震、風や建物内部に乗せる重さ)に耐えうるか計算で求めて安全な基準値を満たしている事を示した計算のこと。木造3階建では、原則必要になります。

  • 構造計算

    工事に着手して何カ月、何日で完成されるか、工事中に行われる各種の工事項目別に(木工事、内装工事…等)いつどれだけの時間をかけて行うかという工事のスケジュ-ル表のこと。天候等により左右される工程もありますので、あくまでも目安として見ておきたいところ。

  • 工程表

    工事に着手して何カ月、何日で完成されるか、工事中に行われる各種の工事項目別に(木工事、内装工事…等)いつどれだけの時間をかけて行うかという工事のスケジュ-ル表のこと。天候等により左右される工程もありますので、あくまでも目安として見ておきたいところ。

  • 構造用合板

    筋かいのかわりに壁に打ちつけて、地震や台風で建物が変形するのを防ぐ目的で使われる、特に強度のある合板のこと。通常、構造耐力上主要な部分には特類が用いられる。ちなみに壁倍率は、JAS構造用合板で2.5倍になる。

  • 固定資産税

    土地や建物を取得した場合、所有者に毎年かかる税金をいう。 固定資産税評価額×1.4/100×1/2で算出される。(住宅の場合)

  • サービスヤード

    キッチンや勝手口のそばに設けられ、洗濯や物干し・ゴミの一時的な置き場、その他の屋外における家事をするところ。通常、土間をコンクリート等で水はけをよくし、隣戸との間に目隠しを設けることが多い。

  • サニタリー

    キッチンを除く浴室、洗面室、トイレなどの水まわりの設備を持つ部屋の総称。

  • サンルーム

    日光を多く取り込めるように、天井及び壁に大きなガラス窓を設けた部屋のこと。温室として使ったり観葉植物を置くために居間の床の一部を下げて、タイルを張ったコーナーの場合は、グリーンテラスとも呼ばれる。
     明るく楽しい空間として演出するため、サンルームに続くテラスも、同じ仕上材の床とし、屋外と屋内の一体感を図った計画とすることも多い。

  • 尺貫法
    よく用いられる寸法 1間=6尺≒1820mm
     半間=3尺≒ 910mm
     1尺5寸≒455mm
     (1尺=303mm=10寸、1寸=30.3mm)
    よく用いられる柱の寸法 3寸5分≒105角
    4寸 ≒120角
    よく用いられる面積の単位 1坪=1間×1間=3.3124平方メートル
  • 真壁

    柱の見える壁、壁の仕上げが柱面より後退して取り付けられており、和室などに用いられます。真壁の軸組は壁体が薄いので筋交いは入れにくいです。

  • スキップフロア

    住宅の一部分を地下とする場合や、車庫を組み込む場合、また敷地が傾斜している場合などに、床の高さを半階ずつずらした住宅の建て方をいう。変化のある

  • 筋交い

    地震力や風圧力などの水平荷重による軸組の変形を防ぐために対角線方向に入れる部材で、建物全体を強固にするために必ず入れます。釣り合いをよく配置し、ねじれを生じないようにします。

  • 墨出し

    工事の進行に必要な線・形や寸法を表示すること。一般に大工が墨つぼを用いて墨で表示するところから、墨出しと称する。

  • スロープ
    傾斜路のこと。階段に代わる傾斜路は基準法では勾配1/8を超えないこととされている。
  • 制震構造

    建物に作用する地震エネルギーを建物内部に設けられた制震ダンパーにより吸収して地震時の揺れを低減しようとする構造である。

  • 制震ダンパー

    制震構造で、地震による建物の揺れを減衰させる中心となる制震部材である。制震構造にはアクティブ型(能動的)とパッシブ型(受動的)がある。また木造軸組に付加する制震ダンパーには粘弾性ダンパー・粘性ダンパー・弾塑性ダンパー・剛塑性ダンパーがある。

  • セットバック

    もとは、敷地の境界線から外壁を後退させること。建物上部を段状に後退させることをいうことも多い。

  • セミオープン型キッチン

    キッチンとしての専用スペースを、リビングやダイニングと完全に仕切らず、吊り戸棚や高いカウンターでスぺースを取り、ある程度のつながりがあるキッチンタイプのこと。

  • 耐火建築物

    鉄筋コンクリ-ト造のような耐火性のある材料で主要部分をつくり、窓、出入口に網入りガラスや防火扉をつけるなど、建物全体として耐火性の高い建築物をいう。

  • 太陽光発電

    南向きの屋根など日当たりのよいところに設置した太陽光電池で、太陽エネルギーを電気に変え、照明などに活用する発電。地球環境に優しいエネルギー源である事から研究段階から一般に実用化されつつある。

  • 担保

    お金を借りた人が返済不能になった場合に備えて、貸す側が融資額に見合う物件等を確保する、その物件等を指す。

  • 地下室

    地下室とは天井の高さの3分の1以上が地下に入っている部屋をいう。
    ドライエリアと称する空堀を設けないと居室として使えない。換気設備を設け、防水対策や湿気対策を十分に行う必要がある。

  • 地耐力

    地盤が構造物を支持できる強度。地耐力を測る地盤の調査には主に3つある。Nc、Nrなどの支持力係数を用いる方法、平板載荷試験に基づく方法、スウェーデン式サウンディングを用いる方法がある。

  • 地名地番

    土地登記簿謄本に記載されている地番のこと。住居表示とは違う。

  • 通行地役権

    他人の土地を自分の土地のための通行の用に供することができる権利。民法に規定がある。

  • 天井高

    床の面から天井の面までの高さのことで、居室は2.1m以上必要と定められている。

  • 天窓(トップライト)

    屋根に設けた天窓。上部からの採光に用いる。

  • 特定道路

    15m以上の道路をいう。
    特定道路が前面道路から70m以内にある場合、前面道路幅による容積率の限度が、緩和される。

  • トラップ

    衛生設備器具に近い排水配管の一部に水をためて、臭気の逆流を防止する装置のこと。

  • 軟弱地盤

    戸建住宅にとっての軟弱地盤は、布基礎で支持できないとれる1平方メートルあたり、地耐力30kNに満たない地盤をいう。軸組計算では必要壁量が割り増しされる。

  • 難燃材料

    一般には難燃合板、難燃繊維板、難燃プラスチック等の材料のことで、建設大臣に認定された材料をいう。

  • 2項道路

    基準法42条第2項に規定される道路の意味である。基準法適用以前に存在していた4m未満の道路。道路中心から2m後退した位置を道路境界線とする。
    土地を購入する場合、2項道路(私道だったりします)が前面道路になっていると、売買価格が安かったりしますが、融資付を行う際にはマイナスの項目になってしまいます。

  • 二世帯住宅

    親夫婦・子供夫婦が同居する住宅。
    個室以外(キッチン、浴室、玄関など)は基本的に各世帯で共用するタイプや、玄関のみを共有するタイプ、上階と下階で分離するタイプなどがある。

  • 布基礎

    連続一体化している基礎をいいます。 土台の移動、浮き上がりを防ぐためにアンカーボルトを緊結します。 布基礎の断面形状は上部からの荷重を分散するため逆T字型にして、底面を広くします。底面を広げた部分をフーチングといいます。

  • 熱線吸収ガラス(LOW-Eガラス)

    ガラス内にいろいろの材料を入れた、赤外線を吸収するガラスのこと。若干色が付いている。

  • 延床面積

    各階の床面積の合計をいう。駐車場は延べ床面積の5分の1未満であれば、床面積に算入しなくてよいというル-ルがある。
    建築物の面積は建物の外周で計算するのではなく、壁もしくは柱の中心で囲まれた部分で計算する。

  • 法(法面)

    斜面のこと。通常は法面養生を行い、土砂の流失を防ぐ。
    売買の際は斜面込みの広さで表示されますので、注意しましょう。

  • 配置図

    敷地内での建物の位置、方位、道路との関係等を示す図面です。

  • ハケ引き

    塗り付けたモルタルの表面をブラシでこすって表面に軽く凸凹をつけること。

  • 日影規制

    建築基準法第56の2条に基づく規制。近隣に及ぼす日影を規制するために制定された。

  • 品確法

    正式には「住宅の品質確保に促進等に関する法律」
    住宅取得者が良質な住まいを安心して手に入れることが出来る為の法律として平成12年4月1日に施行された。

  • 吹き抜け

    建物の一部、上階の床を抜き去って空間を立体的に見せるスペースのことをいう。
    玄関ホールや、リビング内に作成すると効果的です。

  • 不動産取得税

    不動産を取得することによって納める税金のことで、固定資産税評価額×3/1000で算出される。取得した翌年の4月に一度だけかかる税金です。
    ※住宅取得が1月~3月31日まで取得された場合は同年4月に支払う形になります。

  • 踏面

    階段の上面のこと。

  • 補強金物

    【よみがな】ほきょうかなもの
    【意  味】
    木造の継手や仕口部で接合部の補強や材の脱落防止のために用いられる金物。柱脚接合部に用いられる主なものとして、ホールダウン金物がある。

  • 目透かし張り

    天井、壁等の板同士に隙間をとってはる方法である。

  • 木構造

    主たる構造が木でできている構造のことで、最近3階まで建てられるようになった。

  • 木造3階建て

    昭和62年に建築基準法が改正され、木造の3階建てが可能になった。ただし、柱の太さや火災予防のための仕上げ等に厳しい条件がつけられる。

  • 木造軸組工法

    在来軸組工法ともよばれ、土台や柱、梁などを用いて組み立てられる構造形式。この工法は、日本に古くから伝えられたもので、長い歴史の中で改良、変還してきている。

  • 屋根勾配

    屋根の勾配は、建築物の用途、外観、梁間の大きさ、屋根瓦材料の種類と形状、寸法、性質、その土地の風速、雨量、積雪量などの気象条件によって決め、勾配n/10(寸)で表す。

  • 遣方(やりかた)

    これから建てる建物の正確な位置を決めるために設けるもの。

  • ユーティリティー

    家事室のこと。キッチンから近場に作成することが多い。

  • 床面積

    各階ごとの面積のこと。吹き抜けのような部分は通常面積に入れない。また十分外気に開放され、かつ、明らかに屋内用途に供しない部分も含まれない。

  • 養生

    工事の途中ですでに仕上がった部分や部材が痛んだり傷ついたり、汚れたりするのを防ぐため、カバ-をかける等の保護をすること。取り壊し等によるじんあいや、また取り壊し中の建物の部材等が落下して、隣接している家屋に被害を与えないよう保護することも指す。

  • 用途地域

    都市を利用目的に応じて地域区分し、それぞれの地域においてその用途にふさわしい建物を許し、目的に合わない建物を制限する。
    現状の用途地域は、第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域、第1種中高層住居専用地域、第2種中高層住居専用地域、第1種住居地域、第2種住居地域、準住居地域、近隣商業地域、商業地域、準工業地域、工業地域、工業専用地域がある。

  • 擁壁

    土砂の崩壊を防止するために、切土、盛り土などのがけを側面から支える構造物。

  • 42条2項道路

    【よみがな】よんじゅうにかじょうにこうどうろ
    【意  味】
    建物を建てる際、敷地は4m以上の道路に接していなければならない。もし現状の道路が4mない場合、道路中心からそれぞれ2mずつのエリアを道路用地として提供し、この部分は敷地として使うことができない。
    建築基準法42条2項に記載されているのでこう呼ばれる。

  • 立面図

    姿図ともいい、建物の外観デザインを表します。
    通常、東、西、南、北の4方向から見ます。

  • ロフト

    屋根裏部屋のことで、居室とする場合には階段が設けられる。
    天井高が1,400mmを越えると3階建てになるので注意しましょう。

  • 固定金利

    返済期間を通じた金利があらかじめ決まっているタイプの住宅ローン。公庫と民間の提携ローンである「フラット35」など。変動金利型と違って、金利上昇による返済額増大のリスクがない。

  • 変動金利

    年2回程度の金利見直し時に市場金利の変動を反映させるタイプの住宅ローン。金利上昇時には利息が返済額を上回って元本がまったく減らない「未払い利息」という状況が発生するリスクがある。

  • 元利均等返済

    毎月の返済額が、返済開始から終了まで同額となる返済方法。

  • 元金均等返済

    毎月返済する元金部分を均一にして、利息分を別途残高から計算して合算した金額を支払う方法。返済額は徐々に下がるのが特徴。

  • ゼロ金利政策

    不況、デフレ対策として採用された金融政策。日銀が短期金利をほぼゼロにすることで総需要増大効果を狙ったもの。2006年に解除された。(厳密には2000年までのゼロ金利政策と2001年以降の量的金融緩和政策に分けられるが、どちらもゼロ金利政策と呼ばれることが多い)

  • 内入れ

    一部繰上げ返済のこと。まとまった資金が出来た場合に、元金部分の一部を返済することで返済負担を軽減する方法。返済期間を短縮する「期間短縮型」と、毎月の返済額を軽減する「返済額軽減型」がある。

  • 段階金利

    住宅ローン返済の11年目から金利が上昇するタイプのローンで、11年目以降の金利を段階金利という。公庫融資で採用されていた方式。10年目までの金利を基準金利という。

  • 公庫融資

    住宅金融公庫から借り入れる住宅ローンを公庫融資という。70歳未満で、毎月返済額の5倍以上の月収があれば、基本的にだれでも申し込むことができるが、対象となる住宅には、土地の広さや建物の高さなどの制限がある。

  • ローンの借り換え

    現在の住宅に住み続ける条件で、金利や返済方法が現在よりも有利な住宅ローンに借り換えることをいう。なお、公的融資から公的融資への借り換えはできない。

  • 買い替えローン

    住宅ローンの完済前に住まいを買い替えて、新たにローンを組み直すこと。

  • 上限金利設定型

    変動金利の住宅ローンに、金利上限が設定されているタイプのローン。金利が急激に上昇している局面でも、上限以上にはならないので安心できる。

  • 未払い利息

    変動金利型の住宅ローンを組んでいる場合において、金利上昇時には利息が返済額を上回って元本がまったく減らないという状況が発生する場合がある。この状況で、返済額を上回った支払い利息分を未払い利息という。

  • 修繕積立金

    マンションを購入した場合に、毎月発生する積立金。管理費と合計で2万円程度に設定される場合が多い。

  • フラット35

    公庫ローンが廃止になるために受け皿として開発された長期固定金利タイプの住宅ローン。窓口となる金融機関によって金利が異なるのが特徴。

  • 逆ザヤ

    ローンの頭金が少ないと、マイホームを取得してからしばらくの間、 「マイホーム時価 < ローン残高 」この状態ではマイホームを売却することができません。 売却するには担保をはずす必要があります。しかし、物件を担保にしてローンを貸し出している金融機関は、逆ザヤとなっている差額分の現金を差し出さないと担保を外しません。もちろん、逆ザヤの状態でも着実に返済を実行できていればいいのですが、マイホームを手放さなければ成らないような場合にトラブルとなってしまうのです。

  • 諸経費

    ローン諸経費としては、印紙税、融資手数料、保証会社保証料、登録免許税、団体信用生命保険特約料、火災保険料などがあり、借入金額や借入期間にもよりますがトータルで数十万円以上必要です。
    物件取得にかかる諸経費としては、登録免許税、土地家屋調査士報酬、司法書士報酬、印紙税、不動産取得税などがあげられます。これらも物件の規模にもよりますが数十万円かかります。
    それ以外に、土地に調査が必要な場合や、古家を解体する場合には多額の費用が発生しますし、引っ越し、地鎮祭、上棟式、仮住まい、水道負担金、修繕積立金といったコストも忘れずに見積もりましょう。 家具備品を新調する場合にももちろん費用がかかります。

  • 団体信用生命保険

    団体信用生命保険とは、住宅ローンを受けた人が死亡、もしくは重度障害者(寝たきり)になった場合に、住宅ローン債務が保険会社によって弁済される保険で、「だんしん」と呼ばれています。この補償がおこなわれた場合には、家の住宅ローン債務は消滅して、その家は遺族や本人の所有のままとなる。住宅ローン借入時に強制加入となるものが多い。

  • 抵当権

    お金を貸した側が、貸したお金の担保に出された物件を、返済が不能になった際に自分が確保できる権利のことをいう。

  • 抵当順位

    同一の物件にいくつか抵当がついた場合、万一返済されない際にその物件を確保できる順番をいう。住宅ローンを組む場合で建替えをお考えの祭には気を付けたいところ、抵当順位が1位にならないと借入れが出来なくなります。

  • 特別加算額

    住宅金融公庫の用語で、基本融資額以外に誰でも使えるもの。平成元年度の最高額は550万円だった。

  • 保証協会

    住宅金融公庫融資をうけるには保証人が必要だが、保証人を捜すのはなかなかやっかいである。そこで公的な協会が保証人になってくれる制度がある。利用するには金額に応じた保証料を支払う必要がある。
    各金融機関で2ヶ所の保証協会を利用でき、各保証協会で保証料が変わります。

  • 親子リレ-返済

    親が借り入れした公庫融資を子供が引き継ぐ制度。
    (1)本人の子であること
    (2)同居すること
    (3)60歳未満であること
    (4)現在までに公庫融資をうけていないこと
    こういった条件がある。

  • 固定資産税

    固定資産税とは、毎年1月1日(「賦課期日」といいます)に、土地、家屋、償却資産(これらを総称して 「固定資産」といいます)を所有している人がその固定資産の価格をもとに算定された税額をその固定資産の所在する市町村に納める税のことです。 税率は、市町村によって異なりますが、標準税率は下記になります。

    土地評価額×1.4%
    建物評価額×1.4%
    ※別途適用条件により軽減措置あり

  • 都市計画税

    都市計画税とは、街づくりを目的として行う都市計画事業又は土地区画整理事業に要する費用にあてるために設けられた目的税で、課税の対象となる資産は、市街化区域内に所在する土地及び家屋です。 税率は、市町村によって異なりますが、標準税率は下記になります。

    土地評価額×0.3%
    建物評価額×0.3%
    ※別途適用条件により軽減措置あり

  • 管理費・修繕積立金

    マンションを購入したら管理費と修繕積立金が毎月発生します。管理費とは、エレベーターの保守や各種設備点検、共有部分の清掃などにかかる費用でで、修繕積立金とは、外壁の改修やエレベーターの修理などの修繕のために積み立てるものです。管理費と修繕積立金を合わせて2万円くらいが相場でしょうか。最近の新築マンションでは修繕積立金は5000円程度のも多くみうけますが、これは販売の都合上、修繕積立金を安くみせかけるだけのものです。通常、販売時に数十万円を一括で支払っており、後日負担額があがるものが大半です。

  • 42条2項道路

    【よみがな】よんじゅうにかじょうにこうどうろ
    【意  味】
    建物を建てる際、敷地は4m以上の道路に接していなければならない。もし現状の道路が4mない場合、道路中心からそれぞれ2mずつのエリアを道路用地として提供し、この部分は敷地として使うことができない。
    建築基準法42条2項に記載されているのでこう呼ばれる。

  • 2項道路

    基準法42条第2項に規定される道路の意味である。基準法適用以前に存在していた4m未満の道路。道路中心から2m後退した位置を道路境界線とする。
    土地を購入する場合、2項道路(私道だったりします)が前面道路になっていると、売買価格が安かったりしますが、融資付を行う際にはマイナスの項目になってしまいます。

  • 10年保証

    平成12年度から施行された新制度。新築住宅の構造耐力上、主要な部分(屋根、床、基礎、柱など)について、住宅を引き渡してから、10年以内に瑕疵のあることが明らかとなった場合、補修や賠償などの責任を負う。これを通称「10年保証」と呼んでいる。

  • ALC版

    気泡の入った軽量のコンクリート版です。耐熱性と耐火性に優れています。主に鉄骨造の外壁に用いられる。

  • RC構造

    鉄筋は引張に、コンクリートは圧縮に抵抗するよう組み合わせ、両者の付着によって強度の高い構造体をつくります。中層の建物に使われる。

  • 3回路スイッチ

    ひとつの灯具を2カ所で点滅できるスイッチのこと。例えば階段灯を1階と2階とで点滅できるといったタイプ。

  • OSB合板

    細かく砕いた木片を短冊上に繊維方向がそろうように配列して、接着材で固めたもの。見た目もよく、最近では内装のクロスを張らずに表しで使用するケースも増えてきている

Contactお気軽にお問い合わせください
0120-35-7798
営業時間月~金 8:30~18:00 / 土・日・祝 8:30~17:30